794年、桓武天皇は長岡京から平安京へ都を移しました。
周囲を山々に囲まれ、水運にも恵まれた京都盆地は、都を築くのに適した土地でした。
また、新しい時代の礎を築こうとする桓武天皇の願いも、この遷都には込められていたと伝えられています。
平安京は中国の都城にならった計画都市として造営され、約千年にわたり日本の政治と文化の中心となりました。
KAGUYAが建つこの場所は、平安時代には左京五条三坊五町の一角でした。
建物の多くは失われましたが、この地が平安京の一部であったことは今も変わりません。
私たちが立つこの場所には、千年の歴史が静かに積み重なっています。
次章では、新町通と高辻通に注目し、その道が歩んできた長い物語を辿ります。
